みるく工房飛鳥 心のふるさと明日香って・・「ほっと・・」するよね 自然がいっぱい 言いあらわす事のできない 安堵感があるのは私だけ 疲れた時 むなしい時 かなしい時 たのしい時 ふり返れば、そこには いつも明日香がある
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m.asuka牛歩の遍歴 進めるところまで進みます。
みるく工房飛鳥通信 西井牧場のasukaの独り言
  9月に入り今年は台風が良く来る、 夏が、猛暑だったからか、雨が少なかったせいかもしれないが雨が多い。 稲穂が雨に打たれてしだいに傾きを増す、刈り取るには良い時期なのだが様子をみなくてはならない。 15日は敬老の日、 毎日、疲れきった両親をみると、何かしてやりたいと思うが 毎年、何もしていないのに今年だけって言うのも照れくさい気分、 あぁ、勇気がでない、ありがとうの一言でいいのに、 言ってしまえば、すっきりとするのに、 言葉にならない、 初秋の 老をいたわる 言葉でず
牛歩の遍歴 七歩目
 いよいよ新学期も始まり、重い足を引きずりながら学校までの道のりを歩いたのを思い出す。 夏休みで鈍った体を元に戻すのに幾日かかるのか、慣れって怖いのものだ。 休み中の宿題もいくらも出来ていない、一夜ズケで描いた絵と粘土細工をもって行ったが、 他のみんなが持っているのを見ると出すのが恥ずかしくて隠したのを思い出す、後で聞いたら親にほとんどやってもらったらしい、それをもっと早く聞けばどうどうと出せたのに、何しろ、下手ながらも自分で仕上げた物だから自信が持てたものを。
学校は高学年になると次第に勉強が難しくなり、ついて行くのがやっとだった、父がその当時PTAの会長でもあったので常に先生が俺に目をひからせていた、あの頃は算数だったか授業に付いていけないのでいつも居残りでワンツーマンの指導を受けていた。 この時期は早く日が暮れるので先生に家まで車で送って帰ってもらったのが記憶にある。 そう言えば、あの頃は香久山に不信者が現れ問題になった時でもある、山の方面に帰る物だけ、タクシーで下校すると言う事態にまでなった、俺もタクシーかって思ったら何のことない集団下校でまだ、広い道を帰るのでより遠回りになり愕然として、隣村のみんながタクシーに乗り込むのを横目で見ながら帰ったものだ。 秋と言えば運動会、授業もしだいに運動会の練習が多くなってきた、なんと言っても勉強の時間が少なくなるというのは俺にとって嬉しい時期だ。でも、徒競走のなると運動神経の無い真面目な俺には辛い物があった。 ムキになって走ってもいつもどべ(どんじり)だった、友達からは冷やかされ、あぁ走るのはイヤだって思ったらよけいに運動会が来なかったらいいのに、休んでしまおうかなんて考えもしたが、母親が見にくると言う手前そうはいかない。 とりあえず、フォークダンスや障害物競争、などの練習だけはしておくか、毎日、毎日、練習でクタクタになりながらの下校、田んぼの土手には早くも彼岸花が初秋の夕日に照らされて行列を組んで咲き始めている、残暑の厳しさに身体が火照り、彼岸花の赤がより一層暑さをますようだった。 今、学校で運動会の練習風景を見ていると過去の記憶が蘇る。

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